カテゴリー別アーカイブ: 処分概念

【整理依頼のパターン】

私は 遺品整理という仕事を通して

いろいろなお部屋を 拝見させて頂いています

 

よくTVで 遺品整理のドラマを やっていたりします

その中で個人のプライバシーにまで ふみこんで

いろいろな作業をしている場面があります

しかし 私共は ある一線までをもって

仕事をさせて頂いております

その方が 今日まで生きてきた価値観・生活信条に対して

批評をすることは 控えたいと思います

 

遺品整理といたしましても それまで一緒に

生活されていた方のお片付け とはいえ

それぞれの物に「想い出」「思い入れ」などがあります

 

ああ これは あの時のプレゼントであったとか

これは 私が贈り物をした時のもので

これまで 大事に とってあったのかとか

そういう意味で  その方が 愛用されていた

これ等多くのものを  ただ捨ててしまうには

忍びないというものが あります

 

中には せいせいして この際全部一切合財

処分してしまいたい という方もいらっしゃいます

 

遺品整理はいくつかのパターンがあります

1.   故人様と同居している ご家族様からのご依頼

2.   故人様とは別居していて たまにしか訪ねられない

ご家族さまからのご依頼

3.   ご家族様とは疎遠状態にあり 独居で

他との交流を断っている人に対して

知人・縁者が ご依頼してくる場合

等があげられます

 

その時を知り 事前にある程度 整理をしておくという事が

できる人は なかなか 希少であると思います

 

多くの方は  残された方々に託すことになります

後に託された人は その片付けにいろいろな想いを

もちながら 戸惑いながら

ある場合は 思いがけない大仕事に途方にくれたりします

 

まっ私共は そんな方々のお力になりお役に立つようにと

心をこめて お手伝いをさせて頂いております

どうぞご安心下さい

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【人はモノに囲まれて生活をしている】

生活用品・身の回り品についてお話しをさせて頂きます

 

 世の中の流通を   人間の体に例えるならば

生産的な 繁栄を  体の中の栄養・養分と

するならば  それを運ぶのを動脈とします

それが 役目を終って 排出されて いくのは 

さしあたって 静脈であります

 

この遺品整理業は  いわば静脈産業で 

人が生きていく限り  その身辺には物があふれております

つきないものがあります  それはいた仕方ないことであります

 

考えてみれば身の回り品一つ一つに『思い入れ』が

いっぱい つまっています

 

どれもこれも愛着ひとしおの  ものばかりで

今は使わなくても  後で使う使う時が来るんだという

自分本位の利便性  でもその時がきたら

別の新しいものを  つるっと買って使ったりします

 

また今は  これは必要ないけど後で振り返った時

これが大事なんだ  だから残しておこうなんて

勝手な  思い込みを  したりします

そういうものに囲まれて人は 日々 生活をしているんですね

自分なりの都合・快適さを求めているんですね

なにか 自己満足の世界のようです

 

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