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遺品整理のお見積り

今日は 遺品整理のお見積りについて 少しお話しさせていただきます

 

ここでいう見積りとは 単なる片付見積りとは違います

クリーンライフの見積りは

通常家財撤去お焚き上げ供養特殊現場対応」の

ワンパックされた見積りを指します

このような意味で クリーンライフの見積り手配をする人は

ちょとやそっとでは出来ません

現場100回ではないが 100態100様があります

物を片付けるだけでなく 人様の心情に寄り添うものであります

単なる「片付けていくら」という見積りなら 誰でも出来ます

分別した処分単価を承知していれば 簡単に出来ます

「ご遺品」を扱っておりますので

仕事に対する内面的な心構・姿勢が  良好の者でなければなりません

 

通常案件だけやりたがる業者がいます

特殊対応は別の業者にやってもらえないかと・・・言いたがります

人は おいしいところだけやりたがります

ちょっとつまんでは 料理全体の味を論じたがります

しかし きれいなところだけのつまみぐいは 許されないのです

実際現場に行ってみると 通常案件と思いきや 特殊現場であったということが多々あります

また 逆もありで ごく軽い特殊現場であり 通常一般と変わらない現場もあります

通常処分で期せずして お焚き上げとしての供養説明をしたり

依頼主・管理人・大家さんとの思惑違いの調整をしたりで

想定外の見積りをとる時があります

また ご依頼人様は同居人ではない場合が多く

現場のご様子をよくご存知なく 話のくい違いが生じることも多々あります

つまり 現場に入って 初めてその実態を知る ということが いくらでもあります

その為には 変化するという心構えで

臨機応変に対処できる 柔軟な見積りをとらなければなりません

それがクリーンライフの見積りです

また 遺品整理とは 「ご遺品」 を扱っております

ご葬家に対して 寄り添うように

お客様目線で ご葬家のご心痛を

少しでもやわらげるお手伝いをさせて頂く意味においても

やさしい心づかいがなければ 勤まりません

 

 “ ご遺品は ごみに非らず ”

決してごみであありません

クリーンライフの見積りは ちょこっとさわりを見て

見積りのなんたるかを 理解するなんて 出来ません

木を見て森を理解するような

そんな なまやさしいものじゃありません

従いまして こういうメンタルな部分での営業資質を問い

情熱・覚悟をもって 見積り担当者に要求される業務である と感じながら

日々 ご依頼人様からのお見積り依頼に取り組んでおる次第でございます

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松葉づえ1本のお焚き上げ供養

Q.お焚き上げ供養のご依頼は多いですか

 

そうですね お亡くなりになった方が使用されていたお布団など

洗濯すれば使えます

でも 故人様が大切に使われていたものだから

一緒に供養して 天に旅立ってもらう

このようにお考えになるご遺族様が多いのでしょう

 

以前に 「 松葉づえを1本 お焚き上げしてください 」

というご依頼がありました

故人様は生前 足がご不自由で 

その松葉づえが 故人様にとっては

体の一部のような存在だったということでした

そこで 納骨をするときに 私どもがお出ししている

「 お焚き上げ供養報告書 」を一緒に

骨壷に収められるということでした

故人様は 日頃から愛用されていた松葉づえがないと歩けない

杖があれば 天国へ旅立てる

供養の報告書を 一緒に骨壷に入れることで

不自由ながなくなる

というお気持ちだったようです

ご遺族様のお気持ちが 痛いように伝わり

謹んで 供養をさせていただき

終了後 すぐに報告書をお送りしました

 

 

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【供養所作】

 供養所作として

洒水(しゃすい)作法  溌遺(はっけん)法があります

1.洒水作法

ご遺品に宿っている ちり等を清める為

清浄なる水を お加持し そそいで

ぼんのう・くえを除く お清めの儀式

 

 2.溌遣法

はっけんとは性根抜き・魂抜きともいわれ

思いを込めたものに宿っている 想念に

御礼を捧げ 託したものから

因縁を解く儀式

…ということでございます

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【お焚き上げ供養 考え方 その2】

例えばゴキブリを皆が嫌います しかし所かわれば

某国では貴重な たんぱく源として重宝し

 

へびのまむしは つかまえて薬にすると妙薬にかわります

 

TVの不思議発見で知ったんですけれど

ゾウの糞(ふん)をひろってきて それを煎じて飲むと

体に滋養になるとのことです ゾウは草食動物で

たくさんの草を食べているから それがいいんだそうです

まむしは悪と誰が 決めたのでしょうか

すべて 人間の受け取る側の気持ちの問題なんですね

自分にとって好きなものは善とし、嫌いなものは悪とする

でも悪なんて一つもない みんな仏様なんだと

いう考え方であります

無駄なものは実は何もない ここにある全て

価値のあるもので主張するべく それぞれ

大事な役目を担っているものなんだとする考え方です

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【お焚き上げ供養 考え方 その1】

お亡くなりになった方が使用されていたお布団など

洗濯すれば使えます

 

でも故人が使っていたものだから

一緒に供養して  一緒に送る

これがお焚き上げ供養です

 

みんな 仏様ですから そこに宿っている魂しいを抜いて

一緒に 天に旅立ってもらうという考え方です

 

お経では「一切衆生悉有佛性」(いっさいしゅじょうしつうぶつしょう)と説かれ

この世の中にある  すべてのものは仏様とします

 

空気も 小さな虫たちも 使っているペンや着ている洋服も

すべて あらゆるものは 仏様とします

 

何ひとつ特別なもの 特殊なもの などではありません

どれもこれも尊いものであるという教えです

 

存在するものは そこに存在するに足る

あるべき理由がある  ということです

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