片付け名人の第一歩 『娘への手紙 ページ5』

自分が「今」を生きている この世界を知り

自分の人生 その先を たまには背のびして 見つめて下さい

押し測って下さい

 

これから先 自分はどうなっていくなかな?

と 考えてみて下さい

 

人は 無知の為・文盲の為 どれだけ自分が損するか

まわり道をするか はかり知れません

具体的にいえば 人の立ち振るまいを見て反省し

自分ならこうしよう ああしようと考えることです

人の良いところは どんどんパクリ 

自分に取り込んでいくことです

 

聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥と心得て下さい

 

人の悪いところを 自分で気付いたなら

それを反面教師として 反省することです

 

もし 自分にその面があったなら

さっさと切り捨てにして 自己変革することです

 

そして いつしか あなたならではの

あなたらしい個性を発揮した

あなたのお流儀を 完成して下さい

あなたのお人柄を 人格を 磨いて下さい

 

父さんは なにも 

人の中で一番になれと 言っているのではありません

普通でいいんです

可もなく 不可もなく 理知的な常識である人間であれば いいんです

それだけで 充分です

 

縁をもって あなたのまわりにいる方々と

いつも和気合々と過して頂ければ それでいいんです

ただ その中で 自分がはたすべき使命なり 役割があるということです

 

その為には 心の中の肥沃(ひよく)な土壌を耕す努力を

常に心掛けて下さい

土というものは いつも耕していないと 

固くなってしまいます

 

そしてそこにいっぱい種をまき

いろんな花を咲かせて下さい

 

一旦芽がでてきたら あなたの個性で水やりをして

自分の流儀で 花を咲かせて下さい

 

時間は かかってもいいんです

 

いつしか見応えのある あなたらしい花園にして下さい

それは あなた一人が これでいいんだとする

自己満足の世界では いけません

まわりの皆んなが あれ?! 素敵 きれいですね と言ってくれる

評価ある 花園でなければなりません

 

決して 大輪の派手な花でなくていいんです

清楚で凛とした 小さな花でいいんです

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