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【挿入知識 老前整理】

今年は老前整理ということばが巷間(こうかん)にきこえてきました

これは さかおか・ようこさんが提唱しています

さかおかさんの言葉をそのままぬき書きしました

 

いよいよ老後を迎えるとなると一日の過ごし方が がらっと

変わります 当然必要なものも変わります

こうしたタイミングで一度 身の回りのモノを

整理しましょう ということです

 

単にきれいにするとか物をしまうとかではないのです

財産絡みの相続をにらんだ生前整理とも違う

財産とまでは言えない 生活の こまごましたモノを

今後の生活に合わせて すっきりさせること

それが自分の為にも家族の為にもなります

 

「使えるモノ」「使うモノ」は違います

使えるモノでも使わないなら要らないモノなんです

 

長い時間かけて集まった品々 一度に片付けようとは

思わず 毎日15分ずつでも こつこつとやることです

 

とおっしゃっております

 

まっいろいろあります

 

少しずつ毎日掃除をしていればいいんだ

一変にやるから大変なんだ なんて いいますけれど

お勤めをされて くたびれて 帰ってきたら

なかなか 出来ませんね

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【挿入知識 断・捨・離】

去年は断・捨・離なんて言葉がはやりました

 

やましたひでこさんの本による抜粋です

断・捨・離とはモノの片付けを通して 自分を知り

心の混沌を整理して 人生を快適にする行動技術であり

家のガタクタを片付けることで 心のガラクタをも整理して

人生を ご機嫌へと入れ替える方法であるとします

 

要するに片付けを通して「見える世界」から「見えない世界」に

働きかけていく  その為の行動が

 

断=入ってくる要らないものを断つ

捨=家にはびこるガラクタを捨てる

離=(断と捨を繰り返した結果訪れる状態)をいう

 

モノへの執着から離れ ゆとりある“自在”の

空間にいる私  … と定義づけています

 

断・捨・離は単なる掃除・片付けとは異なります

 

「もったいない」「使えるか」「使えないか」などのモノを軸とした考え方ではなく

「このモノは自分にふさわしいか」という問いかけをする

つまり主役は「モノ」ではなく「自分」になる

 

モノと自分との関係性を軸にモノを取捨選択していく

技術であるとします

 

「このモノは使える」→「取っておく」ではなく

 

「私が使う」→「だから必要」という考え方とします

 

主語は常に「自分」そして時間軸は常に「今」とします

 

結果 自分自身を深く知ることに繋(つな)がり するとココロまで

す~と軽くなり ありのままの自分を肯定できるとするものです

 

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【挿入エピソード 母の三年区切り】

以前 私の母が こんなことを言ってました

物を捨てるとか とっておくとか

その目安を3年とし それを区切りに判断する事って

 

物をそばに置き 3年立っても必要なければ

思い切って捨てること  そして 常に身辺を

きれいさっぱりすることだと  うかうかしていると

不用品の山に押しつぶされるよ と…

 

するとつい否定したくなって いや いざというときに

必要になるかもしれないから とっておくんだ

木でも切るときは いつでもすぐに切れるけど

咲かすときは大変じゃんなんて

 

屁理屈をこねて これは とっておこうとつい思ってしまいますと

お話しをしたことがあります

 

まっ後に残る方がそれを お片付けするとなると

大枚がかかってしまいますが…

 

お部屋の在り方はその人の“心の風景”であると思います

その方の心の内 そのものの現れであると思います

 

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【遺品整理 前置】

私共が 日頃お手伝いさせて頂いております遺品整理

これは実に奥が深く それぞれにドラマがあります

 

それは 物品に人の心が・想いが反映しているからであります

この仕事には感動があります 手前ミソではありますが

達成感・充実感があります

 

“人の一生は棺をおおいて事(こと)定(さだ)まる”という言葉があります

その人の生き方・生き様が棺おけの ふたを閉じた時に

初めて その人の一生の答えが 出るというものです

 

この仕事は“終(つい)の風景”のお片付けであり

部屋を整理するだけでなく その方のお気持ちも

整理して差し上げる 尊い仕事であると思います

 

その場に臨席する ご家族様の ご心中は

いかばかりかと拝察いたします

家財の一つ一つに眼を向けた時 故人様との思い出が

走馬燈のように脳裏をよぎり 金銭的な問題やら

これから先  いかに生きていったらいいのか と

途方にくれて いらっしゃいましょう

 

そういう場面に入り お部屋のお片付けは勿論のこと

ご家族様が 新たな生活のスタートが出来ますように

勇気・元気を与え  明日への力強い一歩が

踏み出すことが出来ますようにと 心掛け

先様に ご安堵を与えお手伝いすることにつきます

 

そういう姿勢で 目下 取りくんでいるところでございます

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【整理依頼のパターン】

私は 遺品整理という仕事を通して

いろいろなお部屋を 拝見させて頂いています

 

よくTVで 遺品整理のドラマを やっていたりします

その中で個人のプライバシーにまで ふみこんで

いろいろな作業をしている場面があります

しかし 私共は ある一線までをもって

仕事をさせて頂いております

その方が 今日まで生きてきた価値観・生活信条に対して

批評をすることは 控えたいと思います

 

遺品整理といたしましても それまで一緒に

生活されていた方のお片付け とはいえ

それぞれの物に「想い出」「思い入れ」などがあります

 

ああ これは あの時のプレゼントであったとか

これは 私が贈り物をした時のもので

これまで 大事に とってあったのかとか

そういう意味で  その方が 愛用されていた

これ等多くのものを  ただ捨ててしまうには

忍びないというものが あります

 

中には せいせいして この際全部一切合財

処分してしまいたい という方もいらっしゃいます

 

遺品整理はいくつかのパターンがあります

1.   故人様と同居している ご家族様からのご依頼

2.   故人様とは別居していて たまにしか訪ねられない

ご家族さまからのご依頼

3.   ご家族様とは疎遠状態にあり 独居で

他との交流を断っている人に対して

知人・縁者が ご依頼してくる場合

等があげられます

 

その時を知り 事前にある程度 整理をしておくという事が

できる人は なかなか 希少であると思います

 

多くの方は  残された方々に託すことになります

後に託された人は その片付けにいろいろな想いを

もちながら 戸惑いながら

ある場合は 思いがけない大仕事に途方にくれたりします

 

まっ私共は そんな方々のお力になりお役に立つようにと

心をこめて お手伝いをさせて頂いております

どうぞご安心下さい

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